新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回公募|動画は広告宣伝・販売促進費で使える?3つの枠と対象経費を整理

2026.07.17動画制作に使える度 ★★
REC 補助金・助成金 × 映像制作 新事業進出・ものづくり 動画は対象になる? FIELDCASTER BLOG #28

以前このブログでものづくり補助金と新事業進出補助金が1つになりそうですとお伝えしましたが、その新しい制度が正式に動き出しました。名前は「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」。第1回公募の公募要領が2026年6月29日に公開され、申請の受付は同年8月31日からとされています。この記事では、3つの枠のちがいと、動画制作がからむ「広告宣伝・販売促進費」の位置づけを、動画の目線で整理します。

統合後の第1回公募のスケジュール

これまで別々だった「ものづくり補助金」と「新事業進出補助金」が一本化され、新しい名前の補助金として第1回の公募が始まりました。公募要領の公開と申請受付の開始が離れているのがこの回の特徴です。要領を読む時間は取れますが、申請の入口が開くのは少し先になります。

項目内容(第1回公募)
正式名称新事業進出・ものづくり商業サービス補助金
公募要領の公開・公募開始2026年6月29日
申請受付の開始2026年8月31日
申請の締切2026年9月30日 18:00
革新的新製品・サービス枠/新事業進出枠/グローバル枠

出典は中小企業庁が2026年6月に公表した第1回公募要領の公開案内、および中小企業基盤整備機構が開設した特設サイトです。日程・要件は回によって変わりますので、申請前には必ず最新の公募要領をご確認ください。

3つの枠と、動画がどこに入るか

新しい制度には3つの枠があります。補助上限額は枠や賃上げの特例によって変わり、大きい枠では数千万円規模とされていますが、金額や補助率は枠ごとに条件が細かく決まっているため、ここでは断定しません。対象になる経費も枠によって違いがあります。必ず公募要領の該当箇所でご確認ください。

大切なのは、この補助金の主役は「新しい事業」や設備投資のほうだという点です。動画そのものを作るための補助金ではありません。補助対象経費には機械装置・システム構築費、技術導入費、外注費、クラウド利用費などと並んで「広告宣伝・販売促進費」が挙げられており、動画制作費が関わるとすればこの区分です。つまり動画は「新しい製品・サービスを世に出して売っていくための手段」として、事業計画の中に位置づく形になります。

主役は「新しい事業」。動画はそれを売るための手段として入る 1. 新しい事業 新製品・新サービス 設備投資・システム ここが補助金の中心 2. 事業計画 どう作り、どう売るか 売上の見通しを描く 動画の役割を書く場所 3. 広告宣伝・ 販売促進費 新製品・新サービスを 知ってもらう動画など 動画はここ 「動画を作りたい」から始めると通らない。「新しい事業を売るために動画が要る」の順番で考える 会社全体のPRや採用目的の動画は、この補助金の目的とは別物として扱われる可能性が高い 動画が対象になるかどうかは「補助事業との結びつき」で決まる ※図は考え方の整理。正式な要件は第1回公募要領に従ってください

動画が向く場面・注意したい場面

補助対象経費に広告宣伝・販売促進費が含まれているとはいえ、「動画なら何でも対象」ではありません。この補助金は新しい製品やサービスを生み出す取組を支える制度なので、その新事業と結びついた動画かどうかが分かれ目になります。

動画の目的と補助金の目的が合っているかという考え方は、制度が変わっても共通です。詳しくは対象になりやすい動画/注意が必要な動画の一覧もあわせてご覧ください。採用動画を考えている場合は、目的の合う別の制度を探すほうが近道になることもあります。

交付決定の前に発注しない

補助金に共通する大切なルールとして、交付決定より前に契約・発注した経費は補助の対象外になるのが原則です。見積書を取って計画を立てるところまでは先に進めて、実際の発注は交付決定を待つ、という順番を守ってください。

確認は必ず第1回公募要領で

統合したばかりの制度なので、以前のものづくり補助金や新事業進出補助金の感覚がそのまま通じるとは限りません。補助上限額・補助率・対象者の要件・経費区分の細かい定義は、第1回公募要領(2026年6月29日公開)に定められています。ネット上には旧制度の情報も残っていますので、金額や締切は公開されている最新の公募要領の原文でご確認ください。制度全体の見取り図は動画制作に使える補助金・助成金まとめにまとめています。

動画制作会社としてお手伝いできること

私たちフィールドキャスターは動画の制作を行う会社で、補助金の申請代行や伴走支援は行っていません。そのうえで、動画の部分については次のようなお手伝いができます。

申請受付が始まるまでには、まだ時間があります。どんな動画にするか固まっていない段階でも、見積書のたたき台があると事業計画が立てやすくなります。まずは金額の目安を出すところからでも大丈夫です。

よくある質問

ものづくり補助金や新事業進出補助金は、もう申請できないのですか?

これまでの2つの補助金は統合され、「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」として第1回の公募が行われています。今後どの制度にどう申請するかは、事務局が公開している最新の公募情報でご確認ください。旧制度の情報がネット上に残っているため、混同しないようご注意ください。

この補助金で会社紹介動画や採用動画は作れますか?

この補助金は新しい製品・サービスを生み出す取組を支える制度で、広告宣伝・販売促進費もその新事業と結びついた費用が中心の考え方です。補助事業と関係のない会社紹介や採用目的の動画は、目的が違うため同じようには扱われない可能性があります。目的に合う別の制度を検討されるのがよい場合もあります。

御社は申請の代行をしてくれますか?

いいえ。当社は動画制作を行う会社で、申請の代行や書類作成の代行は行っていません。申請に使いやすい形の見積書をお出しし、動画そのものを制作するところまでがお手伝いの範囲です。

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