持続化補助金〈共同・協業型〉第3回|商店街・組合の共同PR動画に広報費は使える?申請主体と対象を整理
動画でよく使われる持続化補助金には、個社で申請する「一般型」のほかに、地域の団体がまとめ役になる「共同・協業型」という枠があります。その第3回の公募要領が2026年7月8日に公開されました。商店街や組合が主体で複数のお店をまとめて支援する枠で、広報費が補助の対象です。地域の共同PR動画づくりに使えるのか、申請主体と対象の目線で整理します。
共同・協業型 第3回のスケジュールと申請主体
まず押さえたいのは、この枠はお店個社ではなく「地域振興等機関」が申請の主体になるという点です。ふだんよく使う一般型(個社が申請するタイプ。通常枠でおおむね50万円などとされますが枠により異なります)とは仕組みが違います。
| 項目 | 内容(第3回) |
|---|---|
| 公募要領の公開 | 2026年7月8日 |
| 申請受付の開始 | 2026年8月14日 |
| 申請の締切 | 2026年9月30日 17:00 |
| 申請できる人(主体) | 地域振興等機関(下記) |
| 参画する小規模事業者 | 複数(必要な事業者数は公募要領で確認) |
「地域振興等機関」とは、商工会・商工会議所、都道府県中小企業団体中央会、商店街振興組合、法人化された事業協同組合などを指します。こうした団体が中心となって、複数の小規模事業者の商品・サービスの改良やブランディング、販路開拓の機会づくりをまとめて行う取組を支援する枠です。日程・要件は回によって変わりますので、必ず中小企業庁や事務局が公開する第3回の公募要領(2026年7月8日公開)でご確認ください。
一般型との違いを図で整理
同じ持続化補助金でも、一般型と共同・協業型では「誰が申請するか」「どのくらいの規模の事業か」が大きく違います。動画づくりの目線でざっくり並べると次のようになります。
広報費が対象。共同のPR動画に使える場面
共同・協業型でも、参画するお店側の販路開拓にかかる広報費が補助対象で、補助率は3分の2以内とされています。このほかにも借料や展示会などへの出展費、旅費といった費目が対象に含まれますが、費目ごとに補助率や上限、団体側・事業者側どちらの経費として扱うかの整理が異なります。対象になる取組は、展示会・商談会、催事販売、販売拠点づくりといった類型が示されています。細かい費目区分は第3回の公募要領でご確認ください。
広報費が対象に含まれるため、地域や組合がまとめて行うPRの中で、次のような映像の活用が考えられます。
- 商店街や産地の複数店舗を1本にまとめた共同の紹介・PR動画
- 合同で出る展示会・商談会で流す紹介動画や、催事販売の告知動画
- 共同ECや共同販売拠点で使う商品紹介動画
個社では手が届きにくい「まとまった動画」に
一般型は個社での申請で、広報費の枠もそれほど大きくありません。地域やグループで足並みをそろえて動画を作りたいときは、団体が主体になれる共同・協業型が選択肢になります。制度全体は動画制作に使える補助金・助成金まとめもあわせてご覧ください。金額・費目を「断定しない」で確認する
共同・協業型は補助上限が大きい枠ですが、その金額は参画するお店の数などによって変わるとされています。回によって上限や要件の考え方も見直されます。また、公募要領に「動画制作費」という費目がそのまま書かれているわけではなく、広報費などのどこに当てはめるかは取組の内容しだいです。
「共同・協業型=いくら」と思い込まない
補助上限額・補助率・参画事業者数の要件・対象経費は、第3回の公募要領で細かく定められています。ここで挙げた内容は考え方の整理です。実際の申請前には、必ず事務局が公開する第3回の公募要領(2026年7月8日公開)と、それに沿った経費区分の説明をご確認ください。動画制作会社としてお手伝いできること
私たちフィールドキャスターは動画の制作を行う会社で、補助金の申請代行や伴走支援は行っていません。共同・協業型は申請の主体が地域振興等機関になりますが、その中の動画づくりについては次のようなお手伝いができます。
- 費目に合わせた見積書づくり — 「広報費」など、申請で使う区分に合わせて明細を整えた見積書をお出しします
- 複数店舗をまとめた動画の企画・制作 — 商店街や組合の共同PR動画、展示会用の紹介動画などに対応します
- 「一式」ではない内訳の明細 — 企画・撮影・編集などの内訳がわかる見積書は、申請でも実績報告でも説明しやすくなります
団体としてどんな動画を作るか固まっていない段階でも、見積書のたたき台があると計画が立てやすくなります。まずは金額の目安を出すところからでも大丈夫です。
よくある質問
共同・協業型は、お店が個別に申請できますか?
いいえ。共同・協業型の申請主体は、商工会議所や商店街振興組合、組合などの地域振興等機関です。個社で自社の動画を作りたい場合は、一般型など別の枠が向きます。どの枠が合うかは目的と主体で考えてください。
共同・協業型で動画は必ず対象になりますか?
公募要領に「動画制作費」という費目がそのまま書かれているわけではありません。共同のPRや展示会などの取組の中で、広報費などの対象経費として位置づけられるかどうかは取組の内容しだいです。第3回の公募要領で経費区分をご確認ください。
御社は申請の代行をしてくれますか?
いいえ。当社は動画制作を行う会社で、申請の代行や書類作成の代行は行っていません。申請に使いやすい形の見積書をお出しし、動画そのものを制作するところまでがお手伝いの範囲です。
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