動画制作に使える補助金カレンダー2026|夏〜秋に間に合う公募と締切を整理
「動画を作りたいけれど、いま使える補助金はどれで、締切はいつ?」というご相談をよくいただきます。この記事では、2026年の夏から秋にかけて申請できる主な補助金・助成金を、動画制作に使えるかどうかの目線でカレンダーのように整理しました。ここに載せた日程はいずれも各制度の事務局が公表しているものですが、回によって変わりますので、申請前には必ず最新の公募要領をご確認ください。
いま開いている・これから開く主な公募(動画目線)
まず、2026年7月時点で申請できる、あるいはこれから受付が始まる主な公募を一覧にします。金額や補助率は枠や条件で細かく変わるため、ここでは締切と、動画がどのくらい関わりやすいかにしぼって整理しています。
| 制度(回次) | 申請受付のめやす | 動画との関わり |
|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金〈共同・協業型〉第3回 | 2026年8月14日〜9月30日 17:00 | 商店街・組合など団体の共同PRに。広報費が対象 ★★ |
| 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回 | 2026年8月31日〜9月30日 18:00 | 新製品・新サービスの紹介動画に。広告宣伝・販売促進費 ★★ |
| 小規模事業者持続化補助金〈一般型・災害支援枠〉第10回 | 2026年7月27日〜10月16日 | 災害の影響を受けた事業者向けの特別枠。対象者が限定 ★ |
| デジタル化・AI導入補助金2026 | 締切を区切って順次(8月ごろまで公表) | ツール導入が中心で、動画制作費は原則対象外 ☆ |
出典は中小機構「補助金活用ナビ」の補助金スケジュール(2026年7月時点)、および各制度の事務局サイトです。星は「動画制作に使えるかどうか」の当社の目安で、審査を保証するものではありません。
動画に使いやすいのはどれ?
上の表のなかで、動画制作が関わりやすいのは持続化補助金〈共同・協業型〉と、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金です。どちらも「販路を広げる・新しい事業を売り出す」ための費用のなかに、動画がからむ経費区分が用意されています。
- 持続化〈共同・協業型〉第3回 — 商工会議所などの団体が主体となり、複数の小規模事業者が参加する形の制度です。展示会や催事、共同の販売拠点づくりの取組で、広報費として共同PR動画が関わってきます。くわしくは共同・協業型 第3回の記事をご覧ください。
- 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 第1回 — ものづくり補助金と新事業進出補助金が統合された新しい制度です。主役は新しい製品・サービスや設備投資で、動画は「それを世に出して売るための手段」として広告宣伝・販売促進費に位置づきます。くわしくは第1回公募の記事で整理しています。
一方で、デジタル化・AI導入補助金はITツールの導入が中心の制度で、動画制作費はそのままでは対象になりにくい点にご注意ください(名称変更と動画の関係の記事)。持続化補助金の〈一般型・通常枠〉は、次回の公募が改めて公表される見込みです。動画制作費の経費区分については第20回の記事で解説していますので、あわせてご確認ください。
自治体の助成金は「春の募集」に集中しがち
国の補助金のほかに、自治体(都道府県・区市町村)の助成金にも動画制作費が対象になるものがあります。たとえば東京都中小企業振興公社の「市場開拓助成事業(令和8年度)」は、展示会出展とあわせた販売促進費のなかに動画制作費が含まれており、2026年5月に募集が行われました(東京都中小企業振興公社の助成金一覧)。自治体の助成金は年度のはじめ(春)に募集が集中する傾向があります。今年の受付が終わっているものは、来年度に向けて今から動画の内容や見積書を準備しておくと、募集開始にあわてず動けます。締切から逆算するのがいちばん大事
補助金で動画を作るうえでいちばん大切なのは、締切の日付そのものより「発注の順番」です。多くの補助金では、交付決定より前に契約・発注した動画制作費は対象外になるのが原則です。締切に間に合わせようと先に発注してしまうと、その分は補助されなくなってしまいます。
この順番があるため、締切が近い公募ほど「見積書だけは早めに用意しておく」ことが効いてきます。見積書は申請書類として必要になるだけでなく、交付決定を待つあいだに動画の中身を固めておく材料にもなります。スケジュールの立て方は公募から採択・納品までの逆算スケジュールの記事でくわしく説明しています。
日程は必ず最新の公募要領で
このカレンダーの日付は2026年7月時点で各事務局が公表しているものです。補助金は回によって締切・要件・対象経費が変わり、ネット上には古い回の情報も残っています。金額・補助率・締切は、必ず公開されている最新の公募要領の原文でご確認ください。当社は動画制作を行う会社で、申請の代行や採択の保証は行っていません。よくある質問
いま急いで申請すれば、来月には動画を作り始められますか?
多くの補助金では、交付決定より前に発注した費用は対象外になるのが原則です。そのため、申請してすぐに制作を始めるのではなく、交付決定を待ってから発注する流れになります。締切に間に合わせることと、発注のタイミングは分けて考えてください。急ぐ場合ほど、見積書を先に用意しておくのがおすすめです。
どの補助金が自社に合うか、選んでもらえますか?
当社は動画制作を行う会社で、補助金の選定や申請の代行は行っていません。制度の選び方や要件のご相談は、商工会議所・商工会や認定支援機関などの窓口をご利用ください。当社は、選ばれた制度の経費区分に合わせた見積書づくりと、動画そのものの制作をお手伝いします。
締切が過ぎてしまった制度は、もう使えませんか?
多くの補助金は回を分けて複数回募集されます。今回の締切に間に合わなくても、次回の公募で申請できる場合があります。自治体の助成金は年度のはじめに募集が集中しやすいので、来年度に向けて今から準備しておくと動きやすくなります。次回の日程は各事務局の公表をご確認ください。
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